新潟県上越市の「快適住まい環境研究会(住ま研)」などが、上越市教育委員会の協力を得て、市内の全小学生児童を対象に、化学物質過敏症(CS)が疑われる症状がある児童がどの程度いるのかを調べるアンケートを行いました。自治体が全児童を対象にこのような調査を行ったのは全国初と思われます。結果は、少なくとも6.0%の児童がCSを疑われる症状を持っているというものでした。CSかどうか調べる調査は、この病気の特徴から簡単ではありませんが、今後全国的にも必要な調査であり、その先駆けとして、示唆するものが多いと思います。
この調査結果を発表した、5月13日開催の「化学物質過敏症(CS)を考える集い」での先生のご講演内容を、ここに掲載します。
※この続きは、会報30号をご覧ください。 |